3月3日

３月３日ヌーンレポート

位置：17-45.3S　168-18.3E
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団役員コメント
近藤　真由　団役員

2つ目の寄港地、ポートビラ２日目、今日は３つのコースに分かれての選択研修です。わたしはロイマタコースに参加しました。チーフロイマタにまつわる洞窟やお墓など、世界遺産を見学することで、これまでほとんど知らなかったバヌアツという国の歴史に触れることができました。その後、訪れたマンガリリュー村では、村のお母さんが作ってくださった数々のローカル料理でおもてなしをいただき、村の散策やシュノーケリングを楽しみました。今日1日でバヌアツの歴史や文化、人々の暮らしなど、かなりバヌアツらしいバヌアツに触れることができたと思います。
しかし、どのコースに参加した学生さんからも、「このコースに参加して良かった～」という感想を聞きましたので、それぞれに充実した選択研修であったことが想像できます。それぞれの思い出を船に持ち帰り、また、明日からは3つ目の寄港地に向けた船旅が再開されます。バヌアツでの体験を、明日以降の振り返りで共有し、次の寄港地研修に活かしていきたいと思います。

７班のレポート

選択研修でハット島(この写真中央遠景の島)へ出発

Turtle Sanctuaryにてウミガメ保護活動に参加

Mangaliliu Villageを訪問しました

Taka Villageにて、手荒い歓迎の儀式を受ける

７班集合

根本 哲史
（東海大学大学院 化学専攻）

私の行った選択研修の歴史コースでは、まずはかつてポートビラを収めていたチーフ(長のことです)である、ロイマタのお墓を巡りました。このお墓は構造が特殊で、二層式で出来ており、下層部にロイマタが、上層部には殉死した人々が確認出来ているだけで300人は眠っているとのことでした。また村の見学では、小学校を訪問致しました。数学や音楽が学問としては浸透しておらず、教えることができる人間が諸外国に出向く必要性を感じました。

結石 将太
（東海大学海洋学部 環境社会学科）

今回の寄港地ではエファテ島一周コースに参加し、ポートビラの国旗の意味やヤシの木の雑学、現地での民族の方々による歓迎の踊りなど、色々と勉強になりました。歓迎の踊りでは最初、攻撃的な動きがあり一瞬驚きましたが、植物の葉を頭の上でクロスさせる事で平和を象徴し、村への出入りを許されました。このような体験は現地ならではで、海外研修航海に参加できてよかったと感じました。現地の人々は、日々の挨拶を欠かさず、互いに助け合っているから、絆が強く結ばれていると感じました。

佐藤 銀河
（東海大学工学部 動力機械工学科）

今回訪れた島はバヌアツ共和国のエファテ島という島で、先に訪れたポンペイ島と同じ様に自然が溢れる場所である。今日の研修は自然体験コースで、ウミガメの放流を行った。私は以前にもウミガメの放流をボランティアで行ったことがあったのだが、今回は以前行った放流とは異なった活動だったこともあり、良い体験ができた。
またポンペイ、バヌアツの島々に訪れ感じたことが、人々が親切だということだ。二つの島を訪れることで、自然と共存するということが人の心をも変えるのだと思う。

高原 瑠惟
（東海大学政治経済学部 政治学科）

２つ目の寄港地、ポートビラに上陸し、私たちは研修を行った。初日はブルーラグーンという神秘的な場所に行くことが出来た。2日目の選択研修ではエファテ島に行った。そこでは大きなリーフの所でシュノーケリングを楽しむことが出来た。
今回の寄港地研修を通して私が感じたことは、自分が如何に英語を理解出来ないかという、語学力の問題である。今までの勉強では会話をするには全然足りないことが分かったため、もっと英語で会話を出来るように勉学に励むとともに、他の部分の勉学でも今よりも真摯に取り組んでいこうと私は誓った。

谷元 渓太
（東海大学海洋学部 海洋文明学科）

選択研修で私が参加したのは自然体験コースである。案内をしてくれたのは、前日のバヌアツ上陸初日にメラネシアンホテルで出会った方々だった。この方々に私たちは大変お世話になった。この自然体験ツアーで訪れたエファテ島は、私が確認した中ではゴミが3つしか見つからず、どうしたらこんなにもきれいな島を維持できるのか不思議である。そしてこの島の人々は大変親切であり、私は多くの事をこの島から学ばせてもらった。いつかもう一度、私はこの島に来たいと思う。

平塚 順也
（東海大学経営学部 観光ビジネス学科）

バヌアツ観光二日目。今日は選択研修で文化体験を行った。この文化体験ではタカ村と呼ばれる村に行き、伝統的な踊りや音楽を楽しむことができた。またタカ村ではココナッツデモンストレーションがあり、ココナッツがとても万能な植物であることを知ることができた。このようなとても面白くためになる話を聞くことができ、有意義な時間を過ごすことができたと思う。その後シュノーケリングを行い、日本にいては見ることのできないような魚を多く見ることができ、バヌアツを最高に楽しむことができた。

浦野 琳太郎
（東海大学文学部 歴史学科東洋史専攻）

選択研修で、ロイマタコースに参加しました。最初に訪れたのは、チーフロイマタが息を引きとった洞窟で、ロイマタの子孫の方に案内されました。そこで約４００年前に描かれた壁画やそれよりもはるか昔に彫られた壁画を見ました。そこにはクジラや人、鶏などが描かれていました。他に暦を表す壁画や宣教師が来た時に彫られた文字と数字、それに太陽が彫られていました。またバヌアツでは高級なものとされる猪豚の形をした自然にできた壁一面の模様など、歴史の壮大さや自然の神秘かつ雄大さを感じさせられました。帽子の形をしたハット島ではロイマタの墓地に行きました。そこでは伝説や世界遺産になった経緯を聞き、ロイマタが偉大な人物であったことを肌で感じることができました。

笠原 英
（東海大学政治経済学部 経営学科）

今日は、３つのコースに分かれての選択研修だった。私が行ったコースでは、ウミガメを育てて海に返すことをしている島に行き、本物のウミガメを初めて見ることができた。ウミガメは、大きくなってから産卵のために、もとの島に帰ってくるそうだ。次に行った島では、大きくて綺麗なリーフを見ることができた。リーフには、多くの魚が住み着いていて、多種多様な生物を観察することができた。今日は、時々雨が降っていたが、テレビで見るような綺麗な海を見ることが出来て、とても感動した。またいつか、バヌアツに来てみたいと思う。

ポートビラ（バヌアツ）報告もご覧ください

※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。