3月24日


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3月24日ヌーンレポート

位置:26-44.6N 142-36.1E
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船内時刻 2018/03/24 12:00
日本時刻 2018/03/24 12:00
天 候
海水温度 (℃) 21.5
風 力 5
風 向
気 温 (℃) 22.6
気 圧 (hPa) 1018.4
風 速 (m/s) 8.1
波 高 (m) 0.8


団役員コメント
辻 由希 団役員

今朝起きてみると気温が一気に下がっており、甲板に出ると日陰では肌寒いぐらいです。いよいよ日本だということが、肌で感じられるようになりました。昼には小笠原諸島の父島、母島の近くを通過し、クジラの群れに遭遇しました。船長のご好意でクジラがよく見える方向へと船を旋回していただいたおかげで、じっくりとクジラを観察することができました。また甲板では携帯電話の電波も届くようになり、久しぶりに日本の家族や友人と連絡をとり合う姿もあちこちで見られました。
研修スケジュールとしては本日も引き続き、研修報告書の執筆です。私たち団役員は、書き上がった報告書を読むのをとても楽しみにしています。研修学生が経験した驚き、戸惑い、悩み、喜びが率直につづられ、「さがそう自分軸、みがこう地球人としての感性」というテーマと向き合って考えたことが書かれています。42日間で自分が変わったことを実感する人もいれば、これから変わっていきたいという決意を書いてくれる人もいます。いずれにせよ、今回の航海が学生の皆さんの人生の転機の一つになるであろうことが確信できるような研修報告書ばかりです。


12班のレポート
04b

鯨1

03

鯨2

04b

鯨3

03

本日の食事

鳥島を背景に

奏でる部+練習生 Thanks Partyに向けて練習

甲板でスマホ中

12班集合


李 コウ
(東海大学政治経済学部 経営学科)

今日は横浜から出航して38日目です。もうすぐ清水に着きます。
明後日は今回の海外研修航海最後のイベント、Thanks Partyです。準備の仕事は大変でしたが、成功させたいです!パーティーでスライドショーをするので、今日、みんなに協力してもらって、600枚以上の写真を入手しましたが、その中から良いものを選んで最後は半分ぐらいの写真を使います。ちょっともったいないと思います。明後日のThanks Partyに期待します!


岡島 昇吾
(東海大学工学部 土木工学科)

本研修も残り5日を切った。南半球にいて暖かかった船の外も、涼しくなってきたことから日本に近づいていることを肌で感じることができる。それと同時に日本に戻れる嬉しさと、仲間と離れてしまう寂しさがこみ上げてくる。残りの数日、後悔しないように生活していきたい。


近藤 友城
(東海大学農学部 応用植物科学科)

日本を出港してから約37日が経過し、久しぶりに日本の陸地を見ました。日本に帰った安心感があると共にこの海外研修航海が終わってしまう寂しさも込み上げてきました。また、久しぶりに携帯電話の電波が届き、家族や友人に連絡を取ることができました。皆自分のことを心配してくれていて本当に幸せに感じました。残り4日間となった海外研修航海を最後に充実したものであったと言えるように過ごしたいです。


澤田 知良
(東海大学海洋学部 海洋生物学科)

今日は小笠原諸島を通過し、ホエールウォッチングを行いました。クジラを実際に目にした事がない自分にとって、数頭もの群れとなったクジラを見たときは感動しました。そして、長いものだと思っていた研修航海も今日で残り4日となりました。Thanks partyの準備を日々行いながらもうすぐ終わってしまうという寂しさが込み上げてきます。残りの数日を有意義に過ごしたいです。


櫻澤 航
(東海大学工学部 精密工学科)

マーシャル諸島から流れ流れて早7日。一週間が経ち、研修団一行は同じ諸島の小笠原諸島の側に来ました。するとなんということでしょう!クジラ達が歓迎してくれています。一行も外に出てそれを見る。しかしここは魔の海域、亡者(船酔いの人)すら動き出す。遍く人がそれを求める…そうそれは…電波。この海域はそれが多く存在するのです。多くの仲間が魔に捕まる…しかし、30日間以上の旅で鍛え上げられた一行はこの海域を見事に抜けて日本への進路を取るのでした。


白子 昌樹
(東海大学海洋学部 海洋文明学科)

今日の昼頃、望星丸は小笠原諸島に接近した。島からの電波でスマホの通信が可能になるので、多くの研修生や団役員がデッキに集まった。自分は地元の友達や家族に電話を掛け、久しぶりの連絡を取ることができた。通話中に海を見ていると、島と船体の間にクジラが数頭確認できた。初めて見る本物のクジラに、太平洋の雄大さを再認識させられた。


玉井 一宇
(東海大学工学部 機械工学科)

本日は小笠原諸島付近でくじらを見ることができました。くじらの周りを船が旋回してくれたおかげで、長時間楽しむことができました。外に長時間いると、少し肌寒く感じ、北上していることが、実感できました。最後まで気を抜かずに、残りの船内生活を楽しみたいと思います。


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※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。