3月5日


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3月5日ヌーンレポート

位置:15-15.4S 173-26.4E
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船内時刻 2018/02/20 12:00
日本時刻 2018/02/20 10:00
天 候
海水温度 (℃) 29.8
風 力 5
風 向
気 温 (℃) 29.0
気 圧 (hPa) 1002.0
風 速 (m/s) 9.2
波 高 (m) 1.0


団役員コメント
高野 誠二 団役員

日本出港直後を上回るくらいに海が大荒れです。非固定の椅子に無防備に座っていると、椅子ごと横倒しになります。明朝に向けて更に荒れる予報です。
ところで2つめの寄港地研修の前に、「途上国での不便や不快に不平不満や怒りを募らせるのでなく、豊かで恵まれた国に自分が生まれ育った幸せに気づいて感謝の気持ちで受け止めてみよう!」と私から学生に呼びかけてみました。かく言う私は人生で未だ乗り物酔をしたこともなく、こんなにも頑丈な体に産んで育ててくれた両親に感謝が湧いてきます。学生たちも、いろんな未体験を体験して感謝すべきことに気づき、たくさんのありがとうの気持ちで航海を終えて欲しいと願ってやみません。


8班のレポート
04

近藤団役員の洋上講座

01

ブリッジから見た荒れた海

04b

本日の食事(カレイの野菜あんかけ、骨付きフランク)

03

後部デッキで8班集合


關 修幸
(東海大学理学部 情報数理学科)

研修航海も約半分が終わった。もう半分なのかまだ半分なのか人によって違うだろうが、過ぎてしまえばあっという間である。現在2カ国をまわり、同じ南の島でも同じ景色は無く、違う国なのだと実感する。どちらの国も日本とは違う文化があり、食があり、自然があり、興味が尽きることは無い。しかし、滞在時間は限られており、船に乗っている時間の方がどうしても多くなってしまう。赤道付近では凪が多かったものの、時々ある波の高いときの揺れと音には苦戦している。これには研修航海全日程を終えても慣れることはなさそうだ。陸地が待ち遠しい。


田中 健太郎
(東海大学観光学部 観光学科)

出発した時には果てしなく感じた行程も半分を消化しつつある。今日は特に波が高く揺れも激しいが、不思議と気分はそこまで悪くない。最初のころは船酔いに苦しめられた日も多かった。ついに耐性が身についたのだろうか。最近は船の生活にもすっかり慣れて、うまく生活することができていると思う。現在までに2か国での寄港地研修を終え、どちらでも異文化との交流という点で有意義な時間を過ごすことができた。南の島の日差しは強烈だったが、それ以上に印象的なのは島に暮らす人々ののんびりとした雰囲気である。良い部分も悪い部分も包容する、彼らの一種のルーズさが自分には心地よく感じた。次の寄港地アピアではどんな文化に出会えるだろうか。


中村 拓海
(東海大学教養学部 人間環境学科社会環境課程)

研修航海が始まってポンペイとポートビラの2か国の寄港地を訪れた。それぞれの国ごとに様々な文化があり、また、日本と全く違う生活をしていて新たな発見があり、とても貴重な体験ができている。残り2ヶ所となったアピアとマジュロの寄港地研修も楽しみたい。


新津 航太郎
(東海大学海洋学部 海洋文明学科)

横浜を出航し、早いもので19日が経ちました。寄港地もポンペイ、バヌアツと二つの国を訪れました。確かに日本と比べると不便なことも多くありましたが、現地の人たちの優しさを感じる事ができ、日本とはまた違った素敵な場所でした。また、寄港地を目指す航海中でも多くのイベントがあり、充実しています。しかし、大きく揺れて安定しない船内生活は大変です。次のアピアまではもうすぐなので頑張って耐えて行きたいです。


橋本 直弥
(東海大学政治経済学部 政治学科)

ポンペイ、ポートビラと2ヵ国を訪れた。それぞれの国に食事、売っているものなど様々な特徴があり、それらを直接的に感じられたことがうれしかった。特に印象的だったのは今まで訪れた2カ国で共通しているのは現地の人々が親切であったことだ。自分のつたない英語でも理解しようとしてくれたり、簡単な英文に言い換えたりしてくれる。現地の人との会話ができる事を楽しく感じると同時に英語の重要性も感じた。これから行く国の人々との交流が楽しみだ。


小川 紘司
(東海大学農学部 応用動物科学科)

バヌアツからサモアに向かう途中でまたもや高い波に当たり船内がとても揺られていました。午前中は近藤先生のみんなで音楽を歌う講座や花野先生による神経内科部門の話を聞きました。周りの人の健康状態をいち早く分かることができたり、音楽を現在学科で学ぶ動物のストレス解消などに使えるような事ができたらいいなと思いました。また、昼ご飯は骨付きウインナーとアイスの組み合わせて豪華でとてもおいしかったです。残念ながら今日は波が高すぎて外に出ることができなかったけど窓からながめた夕日はきれいでした。


矢崎 飛翔
(東海大学政治経済学部 政治学科)

ついに3カ国目の国に向かうことになった。次の国は、サモアだ。ポンペイ、ポートビラと海がどんどん碧く綺麗になっていくのを感じとても昂揚感をいだいている。バヌアツの国では有名なバヌアツビーフを堪能することができた。次は、どんな美味しいものがあるか楽しみだ。また、日本とどんな違いがあるかを相対的に見ていきたいと思う。


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※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。