2月26日

２月26日ヌーンレポート

位置：02-06.4S　161-34.7E
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団役員コメント
佐藤　公俊　団役員

2月26日2時51分4秒（日本時間0時51分4秒）多くの学生にとって人生初の赤道を通過！
感慨深き瞬間と思いきや、残念ながらその時を見た学生はいない（もちろん私も含めて・・・）。健康的な生活を過ごしている証拠である。
いよいよ今日は『赤道祭』。実行委員を中心に朝から入念なリハーサルを行っている。天気にも恵まれ良かったと思っていると、突然のスコールが容赦なく望星丸に襲いかかる。学生たちは、速やかに船内での実施に切り替え定刻に開始。練習生（航海工学科航海学専攻）と乗組員とともに和気藹々と寸劇やチーム対抗ゲームを実施していると外は青空に。まさに水浴び日和である。参加者全員が楽しそう水を掛け合うなか、満面に笑みで水を浴びながら練習生に胴上げをされる千賀団長は幸せそうであった。
シャワーを浴び、午後の部を開始。練習生や乗組員、奏でる部等が各々の出し物を披露。よく10日足らずでここまでのクオリティに仕上がるものだと感心。最後は全員でフォークダンスを踊り終了。ここまでの航海では見られなかった満面の笑顔から、その充実感が伝わってくる。この航海初のイベントを終えて、研修団だけではなく船に乗るメンバーとの距離をグッと近づけた実行委員の頑張りに感謝である。
思い起こせば昨年12月末、三保研修館に集い事前研修で、手探りの中打合せをしていた彼らとはもう違う。あと残り約1ヶ月でどれだけ成長するのだろう。ますます残りの研修が楽しみとなる一日であった。

12班のレポート

本日の夕食：とり山賊焼き、生野菜サラダ、汁物

赤道通過　南半球に突入

12班集合

李 コウ
（東海大学政治経済学部 経営学科）

今日の赤道祭は本当に楽しかった。赤道を無事に通過できるように、海の神様に船とみんなの安全を祈願するために行われる祭りだ、とのこと。最初の水かけは想像以上に楽しかった。
船上の生活にも慣れてきた。今回の研修を通して、僕も地球人として、この世界を感じたい。この後の研修も楽しみです！

岡島 昇吾
（東海大学工学部 土木工学科）

今日は赤道祭という海外研修航海ではじめての行事が行われた。午前中は雨天だった為、この行事のメインイベントである水浴びができるかどうか心配だったが、午後は無事天候が回復したため、みんなで水浴びを楽しめた。普段の生活では味わえない体験ができて、楽しくもあり嬉しかった。

近藤 友城
（東海大学農学部 応用植物科学科）

研修航海が始まり12日が経ち、改めて自然の魅力に感動するばかりです。今日の赤道祭は運営として水掛けの準備をしました。私も含め多くの方が楽しんでもらえたので、とても充実したものでした。

澤田 知良
（東海大学海洋学部 海洋生物学科）

横浜を出港して12日が経ちました。赤道を越えてからは出港直後のようなひどい揺れはなく、穏やかな時間が流れています。
赤道祭のレクリエーションと水かけでは皆で盛り上がり、とても充実した時間を過ごせました。このような体験ができることに感謝し、残りの航海も楽しみたいです。

櫻澤 航
（東海大学工学部 精密工学科）

今日は赤道祭でした。午前2時51分に赤道を越え、その時汽笛が鳴ったらしいのですが自分は気づくことができませんでした。そんな中始まった赤道祭はとても楽しかったです。船の中は基本的に娯楽が少ないため、赤道祭班の企画したレクリエーションはとても楽しめるものでした。この後の航海も健康に過ごしていきたいです。

白子 昌樹
（東海大学海洋学部 海洋文明学科）

海水を思い切り浴びたのは久しぶりだ。目がしみるように痛い感覚も、ずぶ濡れになって気分が高揚するのもとても懐かしかった。皆でバケツやホースで水をかけ合うと、自然と笑顔になった。雨が降り出したことと防水対応でない腕時計をつけていたことに気づいたのは、全てが終わってからだった。

玉井 一宇
（東海大学工学部 機械工学科）

今日は、赤道を通過しました。赤道付近は風がなく、いつも見ている海より波がなく、まるで違う世界に迷い込んだようでした。
風の力で進む船の時代には、赤道付近は航海が難しかったため、風が吹くように馬を海に落とし、風が吹くようにとお祈りしていたという話を聞き、驚きました。‬
残りの航海を楽しみたいと思います。

赤道祭特集もご覧ください

※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。