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3月9日ヌーンレポート
位置:13-49.5S 171-45.7W
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船内時刻 2018/03/09 12:00 | |
日本時刻 2018/03/09 07:00 | |
天 候 | 晴 |
海水温度 (℃) | – |
風 力 | 2 |
風 向 | 東北東 |
気 温 (℃) | 29.9 |
気 圧 (hPa) | 1009.7 |
風 速 (m/s) | 2.8 |
波 高 (m) | – |
団役員コメント
寺地 沙緒里 団役員
3つ目の研修地アピアに到着し、研修目的の一つであるサモア国立大学との交流会でした。学生たちは研修を重ねていく度に、現地の人とのコミュニケーション力や外国を訪れる際の備える力が、メキメキついてきました。体験してみて初めて知ったこと、自分の英語が通じて嬉しかったこと、グループのメンバーで協力して乗り越えたこと等、学生が毎日記載している日誌には、ぎっしりと書き込まれています。交流会では日本流「おもてなし」の心を伝え、異なる文化とのふれあいを楽しみました。4週目に入り少し疲れも出ていますが、研修生・団役員・練習生・船員と協力して頑張っています。
10班のレポート
大谷 海斗
(東海大学情報理工学部 コンピュータ応用工学科)
本日、サモア独立国に上陸。ここは日本国と同様に道路がしっかり整備されていた。本学と長くお付き合いしているサモア国立大学の学生と、スポーツ大会及び船上にて交流会を行った。スポーツ大会では全般的に球技を行うものだと考えていたが、誰でも気兼ねなく参加できるように、ココナツの実を運ぶレースや、おおきなボールを列に並んだメンバーの頭上や股下をくぐらせ運ぶレース等、工夫されて楽しく参加することができた。ここ1週間ほど体調が優れているとは言えない私だが、それを忘れるくらい楽しい交流会だった。
角田 瑠名
(東海大学文学部 歴史学科西洋史専攻)
本日交流したサモアの大学生も日本の大学生も、国籍は関係なく楽しめた一日だった。自分のサモアに対するイメージは、南国の陽気な人が多くいるイメージだった。実際に上陸してみると、バスの運転手が想像と類似していたので、吹き笑いしてしまった。
サモアのキャンパスは自然豊かでとても美しく、伝統建築のフィにはクオリティの高さを感じた。中には東海大学の校舎に似ている近代的な校舎もあった。
夕方、望星丸で行われた船上交流会では、私が「ダンシング書道」で踊ってバク転を披露した。すると、なんと真横で興味深そうに見てくれた南国の紳士が、実はサモア政府の大臣だったことが後に分かりとても驚いた。
平山 亮介
(東海大学法学部 法律学科)
今日は午前中にサモア国立大学を訪問した。セレモニーで出たタロイモのスイーツは、初体験の味だったがとても美味しかった。スポーツ交流では、現地の大学生と共に、筋肉痛が心配になるくらいココナツの実を運ぶ競技を行い、久しぶりにいい汗を流すことができた。午後からは望星丸にサモアの方々を招待し、船上交流会を行った。普段ではなかなか会うことのできない首相も訪船された。私の担当は受付係だった。外国人の多数来訪で一時混乱も起きたけど、みんなで乗り切ることができた。達成感で溢れ、とても充実した1日になった。
二川 拓海
(東海大学海洋学部 海洋地球科学科)
上陸したサモアはアメリカのような街並みであった。私は二回ほどアメリカに行った経験があり、サモアの街は何となくそれを思い出させた。今までの寄港地の国とはガラッと雰囲気が異なり、道路の舗装、店の数、市場の広さなども桁違いに大きかった。サモア国立大学は、イエローストーンを訪れた際に見学した大学と類似していて特に驚いた。今回訪問した大学は、私の在籍する清水校舎を比べると、大学の敷地が広く感じられた。今回の研修で訪問したどの国もタロ芋を利用した料理が多く、私の口には合う。前世はオセアニアかアジア系の人だったかもしれない。
大和 航
(東海大学工学部 機械工学科)
3つ目の寄港地サモアの町はきれいに整備されており、どこまでも続く道路、どこも故障していない乗用車が走行しており、これまで訪ねた国とは違っていた。今回の寄港地最大の島であり、日本とのかかわりも深い土地は、アメリカと東南アジアを混ぜたような国であった。訪問したサモア国立大学では南国特有の陽気なテンションで、音楽とダンスをこよなく愛しており、「心」がお互いを言語以上に結び繋げるツールとなったのだと感じた。
高塚 周
(東海大学海洋学部 航海工学科海洋機械工学専攻)
今日サモア独立国に初めて上陸した。現地の人は日本人の2倍くらいありそうな、噂通りの大きな体格で感心した。大学訪問では「アバセレモニー」と呼ばれる歓迎の儀式で、私たちを丁重に出迎えてくれた。その後、体育館で現地の大学生とスポーツをした。そこで体力の違いを痛感した。また現地のダンスを披露してもらい人生初、生で「ハカ」を見た。ハカとは、サモアの伝統的な歌と身体打奏に合わせたダンスの事で、黒く光沢のある大きな体で繰り出されるハカにはとても魅了された。
守屋 孝亮
(東海大学文学部 文芸創作学科)
大学訪問・船上交流会。どちらも海外の人を招く行事で、英語が堪能という訳ではない私には、ハードルが高いように感じていた。だが「相手が外国人である」というのは向こうも同じ。つまり条件はほぼ互角。精々相手は相手の領土で戦えるという事だろう。つまりは相手もまた、こちらを理解しようとしてくれるという事だ。
肉体言語というのは全世界共通の言語であり、身振り手振り、そして簡単なほんの少しの言葉が背中を押してくれれば後はどうにでもなる。
世界は、我々が考えるよりもずっと簡単に出来ている。かつての人間には言語の壁があった、それでも互いに理解し合えたように。
アピア(サモア独立国)報告もご覧ください
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※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。