3月12日


<<前の日へ 次の日へ>>

3月12日ヌーンレポート

位置:09-03.3S 175-46.6W
衛星画像上の位置はこちら

船内時刻 2018/03/12 12:00
日本時刻 2018/03/12 07:30
天 候
海水温度 (℃) 29.4
風 力 3
風 向 南東
気 温 (℃) 29.8
気 圧 (hPa) 1009.6
風 速 (m/s) 5.2
波 高 (m) 0.8


団役員コメント
栗原 剛 団役員

本日は午前中に洋上講座、午後はヤシの実クラフトづくりを体験しました。後部デッキに広がって皆で黙々とヤシの実にやすりをかけ、愛情と時間をかけて磨きました。アクセサリーに小物入れ、それぞれどのような作品になるか楽しみです。講座は体育学部の大津先生からオリンピック精神(オリンピズム)について話題提供がありました。最近のオリンピック招致では環境への配慮が重要な審査対象になっており、2020東京オリンピックのメダルは携帯電話の廃材等を都市鉱山として再利用される計画であることが紹介されました。後半は当方が「クルーズ船を受け入れる意義を考える」というテーマでグループワークを中心に講義しました。幸い研修学生の中には14名の観光学部生がいるため、彼らにグループ討議のファシリテーターとしての役割を担ってもらいました。クルーズ船を受け入れる地域の立場に立って、クルーズ船は地域にどのような効果をもたらすのか、また、効果を高めるためにクルーズ乗客としてできることは何かをテーマに考えてもらいました。寄港地はマジュロを残すのみですが、例えば船内の生活で出るゴミの量を減らし、寄港地への環境負荷をできるだけ抑える等の配慮を自主的に行えるよう期待しています。


13班のレポート
04

大津先生の洋上講座

01

栗原先生の洋上講座

04b

ヤシの実クラフト

03

本日の夕食

お誕生日おめでとう

学生食堂で13班集合


増尾 勇哉
(東海大学文学部 英語文化コミュニケーション学科)

本日は洋上講座がありました。私が印象に残った講座は、大津先生のモットーは「真剣に遊ぶ」で、スキューバダイビングのライセンスを持っていたり、また、国連に加わって現地の方々にスポーツを教える活動をしたりしているとおっしゃっていました。その姿に感銘を受け、自分も将来はその様な姿になりたい、と強い願望を抱きました。


安蒜 太人
(東海大学観光学部 観光学科)

昨日アピアを出港して花野先生と奈恵さんと一旦お別れ。寂しさを感じつつも、清水で会うのを楽しみにしながら航海を続けています。
さて、今日は講義とヤシの実を使った工芸品を作りました。講義は大津先生のオリンピズムの話がとても印象的で、思わず涙するほど感動しました。ヤシの実を使った工芸品ではイルカとクジラの尻尾を作ろうと思っていますが、まだまだ時間が足りません!話したり、日記書いたり、和歌の勉強したり…時間と身体増えないかなぁ…


岡島 新
(東海大学政治経済学部 経済学科)

今日は講義が2つあり、その1つはオリンピックのことを題材にしていて、とても興味のある内容だった。その後デッキにてヤシの実を使ったクラフトをやった。全然進まなかったがこれから空いている時間を使ってきれいに完成させようと思う。


亀山 隼
(東海大学工学部 航空宇宙学科航空宇宙学専攻)

今日は船の上での1日で、同じ班の友達の誕生日を祝うことができました。日付が変わる時にみんなで祝うことができ、喜んでもらえて嬉しかったです。また、班の担当の先生が新しく黒木先生に引き継がれたので後半の船での生活も気を引き締めようと思いました。午後からは甲板に出てヤシの実を使ったクラフトをしました。やすりで綺麗に磨くことは時間がかかるので苦労しましたが、これからも毎日コツコツ作って船を出るまでに完成させようと思います。


田中 豪
(東海大学海洋学部 海洋地球科学科)

午後にヤシの実クラフトを体験した!明日はいよいよスポーツ大会!スポーツ大会担当の方たちは準備期間が短いにも関わらず楽しい競技やルールを考えてくれた。準備を見ていると担当じゃない人たちも時間がないからと言って協力していた。この航海も半分をとうに過ぎ、残り2週間弱になってきた。僕は今までの航海で他では得られないような凄いものをたくさん得ることができたと思う。犠牲にしたものは少しあったけど、それでもこれからの生き方に影響してくれるに違いないと感じた。残りの日々も全身全霊で過ごしていく!


本多 正樹
(東海大学教養学部 芸術学科音楽学課程)

この航海も折り返しになった。今までに3つの島を渡って来たが、どの島も英語でのコミュニケーションが意外と取れた。英語という1つのツールで、国が違う人と会話ができていることに不思議な気持ちになった。それと同時にスピーキング能力を更に向上させ、他国の人ともっと話したいと思った。


新村 健己
(東海大学文学部 歴史学科東洋史専攻)

後部甲板でヤシの実クラフトをしました。乗組員の方々がヤシの実を半分に割ってくれ、中身をくり抜く所から始まりました。カッターで切れ目を入れてドライバーで切れ目に沿ってくり抜いていきました。なかなか楽しい作業でした。次はヤシの実の外側をやすりで磨きました。とても大変でしたが、ピカピカになっていくのが嬉しかったです。内側も程よく磨いて完成です。自分は楽しくて3つほど作りました。穴があいているのは植木鉢用に。あいていないのはコップ用にしたいと思います。


宮内 和穂
(東海大学情報通信学部 通信ネットワーク工学科)

今日は0時00分から23時59分まで 楽しい1日でした。日付が変わった時から日付が変わるまで僕の誕生日を本当に多くの人に祝っていただきました。僕は写真写りが良くなくカメラを向けられるとカメラに感情を吸われてしまうタイプなのですが、今日はカメラに打ち勝てるほど感情に溢れていたと思います。今日は楽しい講義に加えてヤシの実クラフトもあり時間があっという間に過ぎていきました。みんなありがとう!


<<前の日へ 次の日へ>>

※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。