3月11日

３月11日ヌーンレポート

位置：13-23.8S　172-00.2W
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団役員コメント
千賀　康弘　団長

アピア出港。医師の花野先生が下船。ここから黒木先生と交代。優しくて、頼りがいがあり、愉快で、赤道祭以来「スーパードクター・ブルゾン花野」として学生に大人気の花野先生でした。
体調不良が続いた２班の研修学生さんも花野先生と一緒に下船しました。岸壁では、お忙しい中わざわざ激励に来てくださった山田学長、港湾工事をされている方々が日の丸の小旗を振って見送ってくださいました。その隣で、体いっぱい使って、涙をぬぐいながら、ずっと見送ってくださった花野先生、ずっとずっと手を振り続けてくれた女子学生さんの姿に、学生たちも涙していました。
今、日本との時差は＋5時間。夕食後、日本時間の14時46分、多くの学生が後部デッキへ出てきて日本の方角に向かって黙祷しました。洋上でこの日を迎えたことに、複雑な思いです。

12班のレポート

帰国する二人

登舷礼

日本に向けて黙祷

本日の昼食：グリルチキンハニーマスタードソース、チョコレートショコラ

神秘的な空

居室にて１２班集合

１２班一同

今日は７年前に東日本大震災が起こった日であるため、全員で黙祷を捧げました。多くの方が津波の被害を受け、未だに発見されていない方もいらっしゃいます。現在私たちは海の上にいるため、改めて震災について深く考える機会となりました。

李 コウ
（東海大学政治経済学部 経営学科）

今日は横浜を出港してから25日目です。そしてアピアから出港の日です。この前は、サモア独立国と言う国を訪問して訪問先の島の人々との交流を通して、サモアに暮らす人々の生活、生き方、人生観を直接感じた。アピア寄港地研修の文化体験コースを参加して、当地の伝統や文化も体験した。特に、アピアのおばさんから手伝ってもらい、サモアの団扇を作りました。この団扇はサモアの思い出として、最高だと思う！

岡島 昇吾
（東海大学工学部 土木工学科）

この海外研修航海も折り返し地点を超え、残り2週間と数日となった。昨日はアピアで選択研修とグループ別研修を終え、本日アピアを出港した。アピアは道路や信号などの交通整備が整っており、また世界的チェーン店もあり行動しやすかった。

近藤 友城
（東海大学農学部 応用植物科学科）

今日はアピア港を出港しました。花野先生は常に明るく、体調不良になった時は真剣に話を聞いてくれるとても良い先生でした。途中でお別れしてしまうのはとても残念でしたが、残りの日数時間を大切にし、実りのある研修航海にしたいと考えています。清水で再会できるのを楽しみにしています。

澤田 知良
（東海大学海洋学部 海洋生物学科）

ポンペイを出港してから今日まで時間が過ぎるのがとても早く感じます。この研修航海も残すところあと二週間余りになりました。今朝出港したサモアでは交流会でのスポーツ大会、船上パーティーなど、現地の方々とのふれあいによってサモアの文化に直接触れることができました。これからの残りの1日1日を大切に日々過ごしたいです。

櫻澤 航
（東海大学工学部 精密工学科）

研修も折り返しを迎え、今朝時間を30分戻すと連絡がありました。着々とこの研修が終わりに近づいていると実感します。私は朝から直近に迫ったスポーツ大会の話し合いをしました。つい先日は船上交流会が行われていました。担当の人達はこれを成功させました。私達も成功できるようしっかりと話し合いを進めていきたいです。

白子 昌樹
（東海大学海洋学部 海洋文明学科）

今日は出港のためにあつらえられたような晴天だった。汽笛が3回鳴り、花野先生と女子学生が手を振りながら小さくなっていく様子が見えた。研修生の中には目に涙を浮かべている人も見られた。多くの研修生達が思う以上に、この船の共同生活では強い絆が作られているのだろう。そう思えた瞬間であった。

玉井 一宇
（東海大学工学部 機械工学科）

本日アピア港を出港しました。花野先生との別れを惜しみつつ、次の寄港地、マジュロに向かっています。昼には、チョコレートケーキが出ました。久しぶりの美味しいスイーツを食べられて元気が出ました。航海の日数も半分を超えたので、やり残したことがないように、毎日を大切に過ごしていきたいです。

アピア（サモア独立国）報告もご覧ください

※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。