3月16日


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3月16日ヌーンレポート

位置:07-06.6N 171-24.7E
衛星画像上の位置はこちら

船内時刻 2018/03/16 12:00
日本時刻 2018/03/16 09:00
天 候
海水温度 (℃) 29.1
風 力 3
風 向
気 温 (℃) 29.2
気 圧 (hPa) 1008.7
風 速 (m/s) 4.7
波 高 (m) 0.3


団役員コメント
大津 克哉 団役員

連日、安定した海況が続いています。本船は、すでにマジュロ環礁の外側に到着し、入港を待っている状況です。
今日は、寄港地入港前に恒例のエファ先生による英語・ドイツ語の講座が行われました。英語の講座では、ツーリスト・タクシードライバー・ショップの店員など、役割を決めたのち、様々なシチュエーションを想定して、ロールプレイング形式の発表を行いました。このトレーニングを重ねることで、学生たちは寄港地におけるコミュニケーションの自信につながったようです。一方、ドイツ語の講座では、数字の言い回しについて学びました。講義の最後には、ビンゴゲームを行いましたが、ドイツ語で伝えられる数字をさっと理解するスピードには脱帽させられます。
午後には、機関部を訪問し、機関士の方にエンジンルームやプロペラを回す大きな機軸など、望星丸の内部を隅々まで紹介していただきました。そして、入港に備え、事前調査班による発表がありました。最後の寄港地への期待が高まったようです。
残すところ最後の寄港地となります。実りある寄港地研修となるように、危機管理を徹底し、安全に楽しんでもらいたいと思います。


7班のレポート

マジュロ上陸を前に、寄港地事前調査発表

望星丸の機関部を見学

後部甲板で思い思いに

本日の昼食は焼きそばです

次の寄港地上陸を前に大掃除

エファ先生による洋上講座

7班集合 大津先生も一緒に


根本 哲史
(東海大学大学院 化学専攻)

今日は、寄港地入港前日ということで、恒例のエファ先生の外国語講座がありました。今回が最終回でしたが、英語の講座は実践的な内容を取り扱うことで、会話をする際に必要な知識と心構えが磨かれたと思います。また、ドイツ語の講座では、普段、なかなか触れることがなかった新たな語学にも触れることができたと思います。また午後には、機関室の見学も行われ、いかにして船が動いているかを実際に目にすることが出来ました。明日はいよいよ最後の寄港地、マジュロに上陸です。楽しみたいと思います。


結石 将太
(東海大学海洋学部 環境社会学科)

本日で航海が30日となり残り12日となりました。これまでの航海では最初は強い揺れにあい、早く日本に帰りたいと考えていましたが、今になって同じ船の仲間たちとの航海がわずかになったと感じ、とても寂しく思います。残りの航海をいかに有意義に過ごすかが鍵となり仲間たちとの思い出をたくさん作りたいです。
明日からはマジュロに入港するため、みんなで上陸し、一緒に研修に行くことがとても楽しみです。マジュロは海が綺麗で島全体が環礁で囲まれているため波が穏やかなため、スノーケリングを楽しみにしています。


佐藤 銀河
(東海大学工学部 動力機械工学科)

残りの寄港地もあと一つとなりました。42日間という望星丸での生活も終わりを迎えようとしています。最初はすごく長く感じたものの、今考えると一瞬の出来事だったと思う。
私はあまり大人数で活動することが得意ではなかったが、今回の体験を通じて変わることができたのではないかと感じています。
寄港地での体験も普段の生活からでは考えられないものばかりであり、とても貴重な体験となっています。
いよいよ最後の寄港地を前に、私はこの体験、航海を通じて視野を広く持ちたいと思っています。


高原 瑠惟
(東海大学政治経済学部 政治学科)

研修航海の残り日数もわずかとなり、日本に帰れるという嬉しさの反面、同じ居室のみんなと離れる悲しさが相まって複雑な感情である。だが、明日からのマジュロでの研修を思うと、とても楽しみである。2日間という短い研修であるが充実した研修を送りたい。マジュロを経つと清水に向けて10日間の船旅が始まる。黒潮を越える時に船が凄く揺れると聞いているため少し不安であるが、同じ船に乗る仲間たちと共に乗り越えて、日本に帰ったら再会し、この研修を振り返り語り合いたい。


谷元 渓太
(東海大学海洋学部 海洋文明学科)

早くも最後の寄港地マーシャル諸島が目視できる地点まで来た。当初はあまりにも長いと感じていた航海もすでに北半球に入り、最後の国マーシャル諸島を訪れれば、残るは日本に帰るだけとなる。仲間たちと過ごす日々が少しずつ減っていることをここ最近は痛感している。最後の国は楽しくグループで巡り、多くのことを学びたいと思う。そして、残りの日数を噛みしめながら過ごしていきたいと思う。


平塚 順也
(東海大学経営学部 観光ビジネス学科)

今日で日本を出発して30日が経ちました。航海がスタートしてから、船酔いでつらかったり、風邪を引きかけてしまったりなど、この30日間いろいろなことがありました。そんな研修航海も残すは12日で終わります。次が最後の帰港地となるマジュロ、この島での研修を終えたら10日間かけて日本に帰る予定になっています。明日の寄港地研修をめいっぱい楽しもうと思います。


浦野 琳太郎
(東海大学文学部 歴史学科東洋史専攻)

午前中はエファ先生の英語・ドイツ語の講座がありました。英語では、現地での交渉事を円滑に進められるよう、グループごとに分かれて発表をしました。一方、ドイツ語では、数の数え方を学びました。ドイツ語で二桁の数を表す際には、まず一の位を先に言い、英語のアンドにあたる言葉で繋げて十の位の数を言います。日本語にはない言い回しなのでとても新鮮に感じました。そのあとドイツ語で数字のビンゴ大会をしましたが、ビンゴにならなかったのでまたやってほしいと思います。午後は、明日入港するマジュロの事前調査発表があり、マジュロに関する知らなかった知識が増え、早くも入港がとても楽しみになりました。


笠原 英
(東海大学政治経済学部 経営学科)

アピアを出港して6日が経ちました。途中には、スポーツ大会や、ヤシの実を使った工作を体験することができました。この30日は、日々多くの人との関わりや、毎日が新しい発見ばかりでとても楽しく生活しています。船上での生活は、普段ではできないものばかりです。いよいよ明日は最後の寄港地となる島なので、多くのことを吸収したいと思っています。


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※地図はTissot indicatrix world map equirectangular proj.svgを改変して使用しました。